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Material and biological Chemistry
      Faculity of Science Yamagata Univ.

   Organic laboratory
 
  栗山恭直研究室〜


当研究室では有機,無機化合物の包接場であるゼオライト及びシクロデキストリンに着目し研究を行っています。特にゼオライトのナノ細孔場を用いて有用天然有機物の環境調和型合成,そしてシクロデキストリンを用いた高機能性材料の開発を目指しています。

STUDEIS

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有用天然物人工合成のための環境調和型有機合成法の開発


 現在,ゼオライトはナノサイズの細孔を持ち,再生可能な酸触媒として注目されています。我々はそのナノ細孔を反応場とした有用天然有機物の環境調和型合成法を検討していますこの方法によりユーカリに含まれる1,8-シネオール,桃の香料の一つであるγ-デカノラクトン等の天然香料も簡便に合成できるようになりました。

                    (画像;ゼオライトの構造モデル 左;MOR 右;FAU)

シクロデキストリンを用いた高機能性材料の開発



シクロデキストリンは、糖が環状につながっている構造をしています。6個から8個つながっていて、6個をα、7個をβ、8個をγーシクロデキストリンと呼びます。真ん中の空洞部分に分子を閉じ込める性質があります。シクロデキストリンがホスト分子、取り込まれる分子がゲスト分子です。身の回りでも、消臭剤の成分にとうもろこし由来成分と表記してあるのは、このシクロデキストリンです。研究では、ゲスト分子として、スピロピランと呼ばれるフォトクロミック分子を包摂させて、その挙動を溶液中と比較して研究しています